2009年11月6日金曜日

パイロット養成講座 Level 6

【感知能力の重要性】

前回お話したように、私たちは「人型」という特性があり、日頃からこの特性を使ってあらゆる情報を入手し、それを元にして行動しています。
つまり、「五感」のことです。
それとは別に「第六感」というのがあります。
いわゆる「勘」や「インスピレーション」のようなものですが、これは肉体と繋がっているエネルギー体が持つ気配を感じたりする能力のことです。
これを使うためには、ある程度の精神鍛錬と精密な遺伝子構造が必要となります。

しかし、「五感」だけでもこれに近いレベルにまで達することができます。
例えば、賞味期限ギリギリの食品を見極める時等に、それが発揮されます。
見た目、臭い、食感・・・それらの情報を集めて、それが食えるかどうか判断するのです。
その上で、現時点での自分の肉体のコンディションによって、判断基準を変えて見分けています。
つまり、肉体がその食品を食した時、完全に対応しきれるかどうかがポイントとなるのです。

これを見誤ると肉体内部でパニックが起こります。
それは、吐き気や腹痛、冷や汗などの危険信号で現れます。
このようなパニック状態に陥らないために必要なのは「経験」です。
この「経験値」の高い人は、賞味期限ギリギリの線を短時間で見極めることができます。
同じように、お酒を飲んだ時にもこの「経験」が重要なカギとなっています。
「これ以上飲んだら絶対吐く」と思われる量が、「経験値」によってその度毎に算出されるのです。

このように「五感」と「経験」を駆使して、「勘」に近い感知能力を持つことが可能となります。
“ACE COMEBACK”パイロットには、飛行のための機体操作を行う時、その安全が確保できるギリギリの境界線を見極める能力が必要です。
それまでの「経験」を正確に分析し、日頃から「五感」を活かした感知能力を鍛錬しておきましょう。

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